ショートショート+

ショートショート+(しょーとしょーとぷらす)では、電子ショートショート作家くにさきたすくがショートショートを使って何か新しいことをできないかを模索していきます。

BCCKS、Kindle、kobo等にて電子ショートショート集『空論オンパレード』『ポンコツ×ショート』『ハモノづくし』販売中!
LINEスタンプ『原稿うさぎ』『アミドさん』販売中!

ショートショート勉強会#2 まとめ その1

 ショートショート勉強会#2のまとめです。(#1のまとめはこちらから

 

 

 といった感じのつぶやきで開催されましたショートショート勉強会ですが、急な開催にもかかわらず、たくさんの方にお集まりいただきました。

 

参加者

 参加者は以下の皆さんです。(敬称略・発表順)
 [S]と付けたのがショートショート研究会メンバーです。それ以外の方は初参加になります。

お名前 Link
猫本 猫 twitter 小説家になろう
酒井 貴司[S] twitter blog amazon
いちろく twitter
にゃおっく[S] twitter blog 小説家になろう
星井信哉 twitter blog
風富 来人[S] twitter blog 小説家になろう
宵野 遑[S] twitter blog 小説家になろう
くにさき たすく[S]
(進行)
twitter 小説家になろう amazon

 

 研究会メンバーによる勉強会は度々開催されているので、厳密にいうと2回目ではないんですが、オープンに人を募って開催されるのはまだ2回目なので「#2」としております。

 

 

テーマ

 今回は事前にテーマを決めず、集まった方々でゆる~くショートショートを語ろうと思っていたのですが、急な開催にもかかわらず想定以上に人が集まったので、ちゃんとテーマを決めて進行することになりました。

 テーマは、

ショートショートで何がしたいか、何ができると思うか』

 です。(酒井高司さん案)

 急に決めたのでテーマが、個人的な事を指すのか? ショートショート全般のことを指すのか? 曖昧なまま勉強会が始まってしまいましたが、そこはご了承ください。

 

 今回もかなーり濃い議論になりました。

 参加者の発表と個人的な雑感を書いて行きます。発表に対する他の参加者のレスなどはまとめるのが難しいのでチラッとお見せする程度です。

 一つにまとめると長くなってしまうので、4名ずつ2回に分けて記事にしたいと思います。

 はじめましてのご新規さんと、親しき仲の研究会メンバー。なるべく差が出ないようにフラットな目線で書いて行きたいと思います。(ー_ー)

 

 

 まずは一人目、猫本 猫さんの発表。

出来ると思うことは、読書人口の増加
したいことは、様々な小説のジャンルへ橋渡しです

 読書人口の増加と言う事に関して、皆さんから様々な意見が飛び出しました。

星井信哉 > ショートショートから読書の裾野を広げる、というのは確かに良いアイデア

いちろく > 私が思うショートショートの良い所は短いので読んでもらえるところ。小学生の娘から親まで見てくれます。そこで思ったのは単純ですが小説を読まない人にでも読んでもらいたいです。

猫本 猫 > バナー広告にある無料漫画みたいにしていけばソシャゲに夢中な人の目にもとまるかと

 ショートショートと言うのは何と言っても短さが売りですから、今まで読書に興味の無かった人々に訴えかけるのに適してますね。

 ここで議論が続いて「様々な小説のジャンルへ橋渡し」に関してはあまり議論されないまま時間が来てしまいました。

 確かに、ショートショートというのは様々なタイプの小説の入口としても使えますね。逆に言うと様々なタイプがあるからこそショートショートは面白い。

 

 

 二人目、酒井 貴司さんの発表。

一つは新しいジャンルへの卵としてSSの可能性を探りたいですね。
二つ目は、やはり作家を知ってもらうための、名刺として、とか。

読めない人は、SSでも厳しいでしょう。これが現状ですから。SSの長さで小説のおもしろさに引き込まないと長編なんて、まず読んでもらえないでしょうね・・・

そういう意味で、新しい感動を簡素に提供する媒体としてのSSを応援します

 SSの可能性。

 これは第一回の勉強会の話ですが、ショートショートに必要とする原則が書き手によって思いのほかばらけました。ショートショートは一つじゃない。それぞれが目指す方向に書き進めていけば何かが見えてくるのかもしれません。

 名刺として使うっていうのも面白いですね。短いとはいえ個性が出ますし。

 これはチャット中の僕の発言ですが、

くにさきたすく > 小説投稿サイトなんかでも、自己紹介一生懸命書くよりも、2,3こSSが置いてあった方が人となりが知れる。

 短い小説と言えば「ツイノベ」なんかもあります。それでも個性を発揮できる方はいらっしゃるとはおもいますが。ちょっと短すぎるかなあと感じます。SSくらいがちょうどいいかな。

 そして、書き手としての議論での酒井さんの発言。

酒井 貴司 > 書き手としては、エンタメ特化の方が引き込めるのかな、と思います。(読者の欲するものを書くということは)ある程度、必要だと思います。美少女もガンガン出しますw

 ショートショートとしては、確かにこれは新しい感動を生むかも。

 

 

 三人目、いちろくさんの発表。

私は純文学が好きなのでSSでも「人間」とか「心」を書きたいと思っています。しかし長編こそ小説と思っている友人はSSや短編は人物描写が弱いもしくは甘いと言われます。そこの所どう思われますか?オチが斬新なだけの面白さでは限界があると思います。

にゃおっく > 長く付き合って分かることもあれば、バス停で隣り合って少し話しただけだったけど、その人の心を感じた。そういうことありますよね。

 にゃおっくさんが非常に分かりやすくレスされて、もうこれ以上言う事は無いなあと感じてしまいました。(笑)

 この後も議論はありましたが、まとめると「SSにキャラクターや人間を深く詰め込むのは難しい。しかしSSの短さで切り取った断片だから、読者の共感は得られやすい」そんな結論でした。まとまってるかな?

 オチに関しては、僕自身がちゃんとオチてないとモヤモヤするタイプなので耳が痛いです……。

 ただ僕だけじゃなくて今までのSSの読者もそういう読み方をしてきたのかもしれない。「びっくりするようなオチ」にこだわらない書き方で、新しい読者層を取り込める可能性が? あるのかな? ないのかな? 分かりません!

 

 

 四人目、にゃおっくさんの発表

ショートショートの短さを生かして、同じテーマで複数の作家が書くアンソロジーや、一人の作家が書く連作短編が楽しそう。

星新一の『ノックの音が』なんて楽しいですよね。

くにさき > くにさきたすくの『着信音が』も楽しいですよね。

 とっさに自分の宣伝を入れてしまいましたが、にゃおっくさんも研究会アンソロジー『ネコ氏の遊園地』の宣伝っぽくも聞こえるのでおあいこです。

 本を通じて筋が通っているっていうのは売りになりますね。というかそうでもしないと売れないのかも。 ばらばらのショートショートが入った書籍っていうのは、よほどショートショート好きか、作家を信頼しているかじゃないと手に取らないですよね~。

 僕も電子書籍を3冊販売していますが、そのなかでは『ポンコツ×ショート』の売れ行きが一番いいです。「壊れた物」だけに縛って書いたっていうのが良かったんでしょうか。そうそう前述の書き出しが「着信音が鳴った」ではじまる『着信音が』も、収録されていますよ~。

 ……って、やっぱり宣伝かい!

 

 

 というわけで、今回はここまで。

 皆さんはどうお考えでしょうか?

 

 ではまた、次回のまとめにて……。

 

 

f:id:taskuni:20160617222943j:plain